MIEA世界めぐり 日本文化紹介「和の心IKEBANA」
1月23日(火)にMIEA世界めぐり 日本の伝統文化「和の心 IKEBANA」を開催しました
5か国12名の方々にご参加いただきました。講師は草月流の今村 草玉先生(草月流師範会理事、日本赤十字医療センター華道部顧問、花育アドバイザー)が教えてくださいました。
参加された皆様はいけばなを活けるのは初めての方が多かったので、とても真剣に取り組んでいらっしゃいました。材料は同じでも枝の張り方や長さ、葉や実のつき方も違い、それを個人の感覚でそれぞれの個性ある作品が完成していました。
新鮮なお花の香と静かな時間で最後は皆様、心なしか優しいお顔をされていました。お花は癒されるのですね。ご参加いただきまして、ありがとうございました。
【会場:松戸の名所である戸定が丘歴史公園の中にある茶室・松雲亭1棟を貸切しました】
ひごろの松雲亭は茶会や句会などを開催しており、いけばなは今回が初めての試みでした。灯篭や鹿威しのある庭園を眺めながらの畳の上でのいけばな体験は一層、和を感じていただくことができたと思います。敷地内の戸定邸は江戸幕府最後の将軍 徳川慶喜の異母弟で、最後の水戸藩主でもある徳川昭武の別邸として使われていた由緒ある建物です。公園の植物は庭師の方が丁寧に剪定されていて季節ごとのお花もとても美しいです。
【講座スタート】
いけばなの歴史のお話と先生のデモンストレーション。
戸定の庭園で剪定した捨てる枝を使って、力強くも優しい作品が床の間に飾られました。