2024年7月7日（土）、松戸市民会館102料理教室にて「MIEA 世界めぐり パキスタンの人気の家庭料理を作ろう！」を開催し、23名の参加がありました。

講師は、まつど国際文化大使で、俳優、タレント、国際放送のアナウンサーも務めるT.S.バルニーさんが進行と通訳、奥様のFozi（フォズィ）さんがお料理を担当しました。また、松戸市食育ボランティアの本間清子さんにもお手伝いいただきました。

「ぜひ日本の人に食べてもらいたい」メニューを中心に３品を作りました。

「パコラ」はパキスタンではカッテージチーズをよく使うそうです。Ｆｏｚｉさんは日本に来てから日本の食材でアレンジした料理をよく作るとのこと。

バルニーさんが動画を撮りながら各グループを回って参加者にインタビューをしたり、Foziさんが調理や味のアドバイスをしたりしました。
参加された方々も協力し合って作っていました。

T.S.バルニーさん（左）と
Fozi さん

　試食の間、バルニーさんがパキスタンの社会や文化、伝統についてパワーポイントで紹介しました。
　何日もかけてお祝いする結婚式が紹介されると、スケールの大きさに驚きとため息が聞かれました。お祝いの時に女性がヘナで手に模様を描く「メヘンディ」については、「いつか紹介してもらいたい」という声もあがりました。

　「卵を買うのはどちらの国が簡単か」というバルニーさんからの質問には、多くの人が「日本」と答えましたが、パキスタンではパックではなく１個から買うことができることや、ゆで卵などの屋台がたくさんあり通勤・通学時に利用できることなど、卵にまつわる話から生活の様子も垣間見ることができました。
　その他、テレビや映画で活躍するバルニーさんの俳優やタレントとしての活動も紹介されました。
　皆、興味深く聴き入っていました。

終了後も、参加された方々がお二人に質問したり、一緒に写真を撮ったりする様子が見られました。

猛暑日でしたが、バルニーさんの明るいトーク、スパイスの効いたFoziさんのおいしいパキスタン料理で、楽しく乗り切ることができました。

アンケートには、
「料理のコツだけでなく、パキスタンの言語や文化や生活についても楽しく学べ、とても充実した講座でした。パキスタンについて、新たな発見がたくさんあり、イメージが変わりました。」

「スパイシーで夏バテが吹き飛びそうでした。食べたあと元気になった感じがした。」

「夏にピッタリのメニューで良かったです。カレー、はとっても辛かったですが！！
パキスタンの場所も知らないほど、良くわからない国だったのですが、少し興味が湧きました！とても良かったです！」

などの声が寄せられました。